毎週水曜配信のメルマガ『週刊・心のコソ練』でご紹介したコソ練メニューをシェアします。
期首期末、年度末、年末年始や、季節の変わり目・人生の転機にやってみるのがおすすめです。
ポイントは
- ただ思いを巡らせるのではなく、書き出して見直すこと
- 可能であれば、誰かに話をすること
です。
ただ思いを巡らせるのと、文字として目に見える形にするのでは、まったく別の体験になります。
それでは、コソ練メニューの手順をご案内します♪
書き出すと決める。小分けにメモする。
書き出していただきたいのは、以下の4つです。
1)この1か月でできたこと
2)この1年でできたこと
3)この3年でできたこと
4)この10年でできたこと
「よし、書くぞ!」と気合を入れて、一気に書き出そうとしても、なかなか手が進まないかもしれません。
何回かに分けて、もしくは何日かに分けて、小出しに書き出してみましょう。
書き出すことを決めれば、心にアンテナが立ちます。
ふとしたきっかけで、ポロリぽろりと出てくると思うので、それをすかさずメモしましょう。
キレイな言葉できちんと書かなくてもオッケーです。
とりあえずキーワードだけメモしておけば、必要なときに詳細を言語化できます。
書き出したものを眺める。
ある程度書けたな、と思ったら、ご自分が書いたものを「眺める時間」を取りましょう。
眺めてみて、わかったこと・気づいたこと・感じたことが、このワークの本当のギフトです。
書き出したことを誰かに話す。
書き出したことを誰かに話すと、ギフトはさらに大きくなります。
話しながら、さらに気づくことがあるし、あなたの話を聞いた人からも、気づきや洞察をシェアしてもらえるからです。
もちろん、「本当によくやってきたね」と労ってもらえるに違いありません(⌒▽⌒)
現時点で明確にできる「過去の伏線」のいくつかは、誰かに話したタイミングで回収できると思います。
「あ、これか!」という気づきがあると、今の季節の過ごし方が少し変わるかもしれません。
できたことから力をもらっていこう。
私たちの思考は、悪いところ探しが得意です。
それがディフォルトの機能だといってもいい。
「何がいけないんだろう?」「誰が悪いんだろう?」…という思考が動き出すと、元気のないときは途端に打ち負かされてしまいます。
だからこそ、ちょっと意識して、実際にやったこと・できたことに目を向け続ける習慣が大切です。
書き出しておけば、頭の中で頑張って思い出そうとしなくても、目で見るだけでオッケーです。
エネルギーを使って新しい分野にチャレンジしようとするときや、息の長い活動を続けていこうとするときは特に、実際にやったこと・できたことが、自分自身の背中を押してくれます。