メルマガで何度もご提案している練習メニューです。
今回は、少し深い部分から解説をしています。
よくわからない部分があったとしても、ひとまず目に触れさせてみてください。
そして、日常の些細な場面で、気軽に使ってみてください。
この練習メニューは、文章と音声でお届けしています。
▼音声で楽しむ
▼文章で楽しむ
※文章のみ、小見出しを入れています。
いつでも、どんなときでも使える質問。
この先、絶対に困ったことにならないとしたらどうしたい?
この質問は、メルマガで定期的にご提案しています。
この質問の適用範囲は、本当に広いと思います。
日常の些細な選択をする場面から、人生を左右するような決断をする場面まで、ありとあらゆる状況で、心に問いかけることができます。
そして、その時点での自分の本当の気持ちを問い直すことができます。
答えに迷うような選択に直面したとき、なんか心がすっきりないようなときに、この質問を試してみてください。
ごく身近な、ささいな場面で練習を重ねると、重要な案件に直面したときにも、安心してこの質問を試すことができます。
まずは答えを受け止める。
この質問に対して、どんな答えを思いついても構いません。
心に浮かんできた答えを、ひとまず受け止めることを大切にしてください。
思いついた答えを、必ず実現しなければいけない、というわけでもありません。
思いついたことを、即実行しなければいけない、というわけでもありません。
思いついたことを必ず実現しなければ、即実行しなければ…と考えてしまうと、私たちの心は、思いつくこと自体をやめてしまいます。
それでは、自分自身の心と対話ができません。
何かを思いつくこと・認識すること・自覚することと、それを行動に移すことは別の段階の話です。
そのことを、心のどこかで覚えておいておきましょう。
「本当の思い」は、いくつもある。
変わっていく。
私たちの「本当の思い」は、今体験しているプロセスや意識レベルによって、異なった現れ方をします。
つまり、わかりやすい言葉で、自分の「本当の思い」が現れてくるとは限らない、ということ。
場合によっては、思いついた言葉のさらに奥に「本当の思い」が隠れていることもあります。
思いつくことと実行することを分けて考えるのは、そのためです。
こうしたポイントを押さえておけば、日常のあらゆる場面で、この質問を効果的に使うことができます。
今日の練習メニュー
この先、絶対に困ったことにならないとしたらどうしたい?
練習のポイント。
- 問いかけに対する答えを丁寧に見て取る
- その答えが、本当の自分の思いとは限らない
- 答えを受け取ることと、行動すること・実現することは別だと心得る
ここまでのおつきあい、ありがとうございました。